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カウンターの前で焼く囲炉裏焼き

龍宮のサラダ 800円
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今月1日にオープンしたばかりの食事処『海山』は、陽が暮れると店内からこぼれる灯りや外燈が漁り火のような光を放つ不思議な佇まいの店。
店内にふんだんに配された厚い木の板には外燈を思わせる照明の灯りがよく映え、どこか懐かしくとても落ち着いた雰囲気が店内を包んでいる。
「ファーストフードではなくて、スローフードの店にしたいんです。なんだか世の中殺伐としてますから、大人の癒しの場所になったらいいなと思って店を作りました」と話す店主夫妻。その考えに共感してくれた施工業者との偶然の出会いにより、完璧にイメージ通りの店に仕上がったという。後から知ったそうだが、廃業寸前の店を繁盛店に大変身させる某テレビ番組で、改装を手掛ける有名な店舗デザイナーだったというから納得だ。
店の奥にある木のカウンターには本格的な囲炉裏が仕込まれており、串打ちされた魚を炉端に立て、囲炉裏焼き職人が炭を操りながら絶妙のタイミングで焼き上げてくれる。特におすすめなのが『鮎の天然塩焼き』(650円)。香ばしい皮とふっくらとした身の食感がシンプルだが奥の深い味わいに…。焼き物は全て備長炭で焼かれるというから贅沢な限りだ。
勿論、ご飯ものも充実していて『あゆ釜めし』に入る鮎の甘露煮はじっくり煮込んだ自信作。ほのかな甘みがご飯にしみて美味しい。『仕事ずし』は、それぞれのねたに独自の味付けがされた創作鮨で、醤油をつけずにそのままいただけるのが新鮮。飲んだあとは『あゆ茶漬け』をどうぞ…。さっと焙った鮎のひらきを一口大にちぎり、熱々のだし汁をかけていただく。酒飲みにはたまらない一品。
昼の営業は11時半〜2時。釜飯類の他、ランチメニューには、銀サケとイクラがたっぷりのった『北海親子丼』(1200円)と仕事ずし(七貫)に鮎のひらきが付く『海山ランチ』(1500円)があり、それぞれに小付、香り物、デミコーヒーが付く。食後に注文したいのが『海山風くずきり』と『ミニかぼちゃのアイス』。どちらも店主のオリジナルデザートで美味しさと遊び心を同時に楽しむことができる。
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