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店の入口は、高い吹き抜けになっており、合掌に組まれた木や土壁に大きなアンティーク風の灯りが映えて美しい。

『高尾三昧』2,000円 前菜八品、茶碗蒸し、焼物、揚物、冷たいうどん (季節により御飯と汁物にかわる)
、クリームあんみつ。
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店主の加藤雅己さんが『落ち着いた和の雰囲気の中で、素朴だけど旨い料理の店』をやってみたいと開業準備を始めたのは、昭和63年頃。建物は築150年〜200年位の古い農家や民家の建材を根気よく集め、それを熟練の大工が約2年の歳月をかけて柱一本、板一枚と丁寧に組立てた。ほとんど隙間のない見事な建物が蘇った。構想から完成まで6年掛かった。
「凝った料理ではなく、素材の味を充分活かした料理を大切にしています」と話す加藤さん。素材を活かす為にこだわっているのが、井戸水と醤油。毎朝、この井戸水を使って昆布と2種類のかつを節でだし汁をとる。醤油は小豆島の再仕込み醤油のみ。この醤油は杉樽仕込みで自然発酵後、約2年かけて熟成させたもの。
献立はコース料理が中心で、特に平日お昼だけの「高尾三昧」(2000円)は、女性客にとても好評だ。前菜八品は、一度火を通してから前述のだし汁でふくませ煮をした南京かぼちゃなど、どれも素材の色や味を大切にしている。どっしりとしたふた付きの器で蒸される茶碗蒸しは、だし汁のきいたくずあんと、梅や大葉の香りがひとさじごとに微妙に混ざり合う美味な一品。数皿の料理に続き、この季節は冷たいうどんが出される。細くてこしのある麺に絡みつく、特製のつゆがまた美味しい。デザートのクリームあみんつは、とてもあっさりとした味わい。緑に囲まれた和の空間で鳥の囀りを聴きながら、ゆったりと過ごせる。
7月末日までの天然鮎の季節限定コース(4500円)もおすすめ。京都より直送された天然鮎の塩焼、前菜五品、冷たい炊き合せ、とろけるような霜降り神戸牛の寿司、目の前の炉端で焼く店自慢のろくざん焼(和牛・黒豚・野菜他)、冷たいうどん、デザートがつく。(要予約。二名様より、二日前までに)。
ろくざん亭は、店主の方針で相席をさせない。お客様にくつろいでほしいからだという。昼、夜とも予約客は優先的に個室を使用できる(2名様より)ので、電話をしてからの来店がおすすめ。団体利用の場合、最寄り駅より送迎もあるので是非、利用したい。
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