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トロピカルパフ 280円。トロピカルフルーツ入りのクリームに、シュー生地とビスキーを張り合わせたものをサイコロ状に切って張り付けた。

さつまいものガレット風 300円。 スゥィートポテト、シナモン風味のビスケットを混ぜたクリームを搾り、大学芋風にソテーしたものを上にのせた。

おいかわ君のこだわりポテト 350円。上の棒状のものは、さつまいもをかりんとうのように揚げたもの。名前の通り、及川君がこだわって作った。

柿のグラタン 300円。クリームと柿の相性が抜群。見た目以上にさっぱりしている。
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国道16号線を横浜方面へ向かい、淵野辺交差点を右折し直進すると右手に創業20年の老舗『フレジェ』がある。市内のケーキ屋さんの中では、開店当初からティールームを置くなど都心にあるような洒落た店作りをしてきたパイオニア的存在で、一昨年には人気テレビのランキングにも登場した人気店なのだ。
「ケーキは出来上がったときのバランスが一番大事です。味や形、そしてなにより優しさがないと駄目になってしまう」とオーナーの川名俊紀シェフ。フレジェのケーキは口に含んだとき、味や食感のバランスがほど良く、そして優しい。子どもからお年寄りまでの幅広い年齢層に親しまれているのも頷ける。
「今の時代はコンビニや大手外食産業の味が主体になっていて、それなりに美味しくても味に深みがない。マニュアル通りの味なんです。ご家庭でも毎日料理を作るときに、塩が足らないかな、と思えばちょっと足してみたりと、微妙なさじ加減が自然と出てくる。ケーキにもその感覚が大事だと思うんですよ」
ケーキは常に40種類ほどで、あとは季節ごとに入れ替えている。ケーキに使うフルーツは鮮度にも気を使い、自ら足を運んで仕入れ、必ず味をチェックしてから使う。今の季節のおすすめは、秋の味覚を使ったケーキなど。おいもを使ったケーキは特におすすめで、なかには『おいかわ君のこだわりポテト』という、ユニークなケーキも。これは実際にスタッフの及川君が作ったことからこの名前がついたという。もちろん声を掛ければ本人が奥から出てくる…と思うのでお話したい方はご遠慮なくどうぞ。他には『柿のグラタン』も面白い。グラタン風に強火のオーブンでパッと焼く。中には和栗のペーストや柿が入っており、季節感が楽しめる一品だ。
焼き菓子もおすすめでマドレーヌやリーフパイが人気。リーフパイは溶かしながら焼いた砂糖とパイがとても香ばしい。
もうじきクリスマス、クリスマスケーキは毎年11月中旬頃から受け付けるが、とても評判で5日ほどで終わってしまう人気ぶり。残念だが、来年は厨房のシステムを見直して量産ができるようにチャレンジしたいというので楽しみだ。
「それでもケーキに完璧はないですよ。それを決めるのはお客様です。美味しかったよ、と言われることが何よりの励みですから」
何事も謙虚に受け止める姿勢。フレジェのケーキに感じる優しさは、オーナーの心そのものだ。
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