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▲コンビネーションランチ(\1,575)に付いてくる『ミックスプレート』。スズキのポワレ トマトとアンチョビのソース、仔羊のグリル。*料理の内容は、季節により変わりますのでご了承下さい。

▲前沢牛を使った『ステーキランチ』(\2,100)のサーロインステーキ。

『デザートの盛り合わせ』(¥750)
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相模原市青葉に昨年の10月、フランス料理のレストラン『プチ クラルテ』がオープンした。庭付き一戸建ての白い建物は、友人宅に招かれたような、または、小さなペンションを訪れたような、心地よい佇まいに。夜になると、入り口までの外階段には、足元を照らす小さなランタンが並べられ、幻想的な雰囲気が醸し出される。『小さな灯り』という意味のフランス語『プチ
クラルテ』という、店の名前に相応しい演出だ。
オーナーシェフの田中さんは、昨年大病を患い左足の静脈を取る大手術をした。勤め先を辞め、リハビリも進み順調に快復した頃、友人から独立を薦められ、この物件を紹介された。その友人は世田谷美術館内のレストランに勤めており、そこの総料理長を務めているのが、この建物で2年前まで開業していたレストラン『ブルージュ』のオーナーだったことから、今回のオープンとなった。
『プチ クラルテ』の外観は、旧ブルージュの時とまったく変わらない。内装工事を行った業者からも「この建物はこの味わいのある古さがいいんだ」と言われ、そのままにしたが、内装は料理のコンセプトに合わせてシンプルな雰囲気に改装した。2階が住居で1階が店舗のこの建物は、田中さんが以前働いていたレストランを思い出させるという。宮城県の自然に囲まれたペンションのような佇まいのレストランで、店の裏にはハーブ畑や桃畑が広がり、朝の日課はハーブ摘みから始まったという。少し高台にあるこの建物にも庭があり、花やハーブが植えられている。
田中さんには、師と仰ぐ親方がいる。少しでも油断をすると調理器具が飛んでくるような緊迫した厨房で、7年もの間、フランス料理を基本からたたき込まれた。とても厳しかったが、料理への情熱は人一倍あった。『プチ
クラルテ』の料理は、その親方に教わったことがベースになっている。
フランス料理の基本といえばソース。デミグラスソースは毎日煮込んだソースを少しずつ足しながら使う。ドレッシングもすべて手作りで、季節に合わせて嗜好も変わるのでその都度新しいものに変える。「既製品に頼らないソース作りが、その店の味を左右する」ことから徹底して手作りにこだわる。
料理は昼夜ともに3つのコースから選択する。ランチの『コンビネーションランチ』(1575円)は冷前菜の盛り合わせ、本日のスープ、肉と魚がそれぞれ一品ずつ盛られたミックスプレート、サラダ、パンorライス、コーヒーor紅茶という組み合わせで、とてもリーズナブル。『お昼のコース』(3150円)にはさらにオードブル、デザートの盛り合わせが付く。
この『デザートの盛り合わせ』(750円)は別にオーダーもできる。『ステーキランチ』(2100円)は、前沢牛を使ったサーロインステーキ。牛肉は焼肉卸し問屋から仕入れているが、その利点を生かし、レバーなどの内臓系の肉類も料理の隠し味に使ったりと、料理の味に幅を持たせ、お客が飽きないような料理を出すことを心掛ける。
ディナーはAコースの4725円から。Cコース(8400円)は予約が必要。夫婦二人三脚で対応する都合上、お待たせしないよう、ディナー、ランチともに事前に電話で確認、または予約をお薦めする。「特別なことはしてません」というが、基本をしっかり押さえた店づくりがリピーターの多さに反映している。
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