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八王子みなみ野駅の程近く。大通りから少し入った住宅街にある大きな赤茶色の三角屋根が特徴的な木の家 『ことり亭』は、スタンダードな洋食を和のテイストにアレンジしたキッチン・カフェ。
オープンは1年半前だが、オーナー夫妻は、その2年前からみなみ野付近に移り住み準備をはじめた。
「約15年間飲食業に携わっている中で、自分なりの料理のコンセプトやサービスの仕方が徐々に明確になり、開業の準備をはじめました。店の場所を探してみなみ野シティに出会い、この新しい街づくりに参画しながら、想い描いてきたサービスを展開していきたいと思いました。そしてこの地域に住み、街や住民のみなさんの様子を見ながら、さらに具体的な店づくりを考えました」とオーナーの買田さん。ファミリーや年配の方にも親しみやすくて体に良い料理と車椅子やベビーカーが充分に動きやすいスロープやゆったりとした店内のレイアウトを実現させた。
店名の『ことり亭』には、「ことりがとまり木で羽根を休めるように、森の香りに包まれながらゆっくりくつろげるように」という願いが込められている。店の入口にある棚には絵本があり、自由に読むことができる。ロングランの絵本もあるので、年配の方が懐かしそうに手にとることもあるそうだ。
料理は洋食系だが、調味料に減塩味噌やゴマを使い、バターを植物性マーガリンに変えるなどの工夫をしているので、どの料理も風味豊かでわりとあっさりしているのが特徴だ。
「なるべくからだに良い素材を選んでいますが、お食事の値段が高くならないように、高価なものでなく、家庭でも手に入るような素材を工夫して調理しています」と話すオーナーは、スタッフにも料理をきちんと仕込み、混雑時でもなるべくお客様を待たせないように心がけている。みんなが料理を作れることにより、お客様への料理の説明も充分にでき、アレルギーや苦手な食材への対応もしやすいそうだ。
料理はすべて手作り。素材だけでなく味で勝負するためにかけている手間、店のアプローチのガーデニングなど、どれも根気と時間のかかる作業だが、お客様に「気持ちの良い時間を過ごしてもらいたい」というオーナーのこだわりが活力となっているようだ。
木の温もり溢れる雰囲気や良心的な値段、からだに優しい料理などが口コミで広まり、最近では、主婦や家族連れだけでなく、年配の方が楽しそうに食事をする風景が日常的に見られる。比較的混んでいることが多いランチの時間帯は、11時30分、13時からのどちらかを選んで予約をすることができる。小さな子ども連れの方は、13時からの予約をおすすめする。14時からのカフェタイムもそのまま席でのんびりと過ごせるからだ。『ことり亭』では、うれしいことにランチとお夕食メニューに値段の差があまりない。もちろん、コース料理(2450円〜)もオーダーできる。日が暮れると、店内の灯りが天井や壁の木材をより温かみのある色に染めて、昼とはまた違う落ち着いた空間となる。
「ご近所の方が、普段着で散歩がてらご飯を食べに来たり、味噌を買いに来たりしてくださるようになりました。街の洋食屋ですから、気軽にご来店いただいて、楽しい時間を過ごしてもらうのが一番なんです」。
店内では、料理にも使用している白みそ、赤だしみそ、小諸味噌などこだわりの味噌(7種類)の計り売りをしている。容器を持参すると容器代が引かれ、ゴミも出ない。
自然と共存しながら、街づくりをしているみなみ野にすっかり溶け込んだ『ことり亭』。親子2代、3代と通える店になりそうだ。
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Present
本誌持参にてご来店お食事の方に、『ことり亭』様より、7種類のお味噌の中で、お好きな味噌を1カッププレゼントいたします。
平成19年5月31日まで
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