|
ゆったりと座れるソファータイプの椅子、低めのテーブル、そして心地良いBGM。まるでどこかのお宅のリビングにいるような『ナルコカフェ』は、小田急相模大野駅のほど近く、女子大通りのビルの2階にある。木材が敷かれた階段を昇り、木のドアを開けると、駅前通りの喧噪を逸した落ち着いた空間が広がる。
オープンは、昨年12月。飲食業界のOLだったオーナーの成嶋さんは、自分の店を開くことを目標に3年程前に退職。何軒ものカフェを巡り、専門誌やインテリア本を読み、「理想に近い」カフェのイメージを探しながら、飲食店で調理や接客の勉強をした。また同時進行で、近郊の空き店舗を探した。
「地元の相模大野を中心に色々探しましたが、結局、2年前にはじめて見たこの店舗が偶然、また空いたので決めました。ビルの2階で人の目にはとまりにくいのですが、意外と静かで落ち着いた雰囲気なのでご来店いただいたお客様には、ゆっくりくつろいでいただけるんです」
店内には、奥行きのあるカウンター調テーブル席やゆったりとしたソファ席のほか、作品展示や教室開催のできるスペースもある。また、雑貨なども少し置かれており、オーダーの待ち時間に見ると楽しい。
オーナーが唯一こだわったのは、ゆったり座れるソファ。少し体が沈み込む座面に体を預けると、思わずほっとした気分になる。テーブルの高さを椅子に合わせて微調整し、食事がしやすい工夫もした。
朝11時から夜9時までの間、いつでもお茶や食事ができるが、ランチタイム (11時〜15時) は、ドリンク付きセットメニュー(850円〜)がお得だ。日替わりのカレーも人気がある。
店のメニューは、店を一緒にやっている友人と成嶋さんが、食べ歩いたり、それぞれ勉強に行ったカフェのメニューを参考に季節感をふまえて2人で考えている。ブレッド類(500円〜)やご飯もの(850円〜)、自家製スープのフォー(ベトナムの麺)などフードメニューも充実しているが、これからの季節、スムージー、冷たいソーダのヴァリエーションやパフェなどが人気を集めそうだ。予約をすれば、パーティーなどの貸切もできる。駅に近いので待ち合わせや集まりにも便利そうだ。
セカンドリビングのような『ナルコカフェ』。ゆったりと流れる時間とオーナーたちの自然体のもてなしが心地良い。本を片手にのんびりと過ごしたいカフェだ。
|