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この街・あの人・どんな顔       2004/11/05掲載

パソコンボランティア団体
  パラボラ相模原部

【 主な活動】
2000年5月  有志数名によりパラボラ相模原準備会発足。
2000年6月  社協の広報誌、ホームページなどでサポーターを募集。
2000年9月  サポーターが40名に。訪問サポートを中心に本格的にサポート活動を開始。
2001年4月 第1回総会開催、パラボラ相模原として正式に発足。
2000年9月〜現在まで、多数の講習会や自宅訪問サポート活動を行う。

※2004年4月。市の市民活動サポートセンターを中心に活動している団体を取材して紹介する相模原市広報課の取材を受け「相模原るっくあらうんど」にて活動内容が放映された。
【パラボラ相模原
  問い合わせ ・ サポート依頼 】
代表 古川 TEL&FAX 042-751-4604
E-mail furukawas@jcom.home.ne.jp
http://www.pasobora.jp/sagamihara/
【相模原市のパソコンボランティアに
      
関する相談、問い合わせ】
社会福祉法人 相模原市社会福祉協議会 ボランティアセンター TEL 042-786-6181

パソコンはコミュニケーションツールのひとつ。大切なのは、人と人との輪を広げることです。


相模原市けやき会館内さがみはら市民活動サポートセンターで行っている「シニア部会」。左端が、代表の古川繁子さん。


10/20に行われた、県立相模原総合高等学校「福祉体験学習」での『パラボラ相模原』の活動の様子。音声ソフトを使用してのパソコン操作を説明する視覚障害者の話を熱心に、聞き入る生徒さんたち。

 

 障害者や高齢者を対象に、パソコンの基本操作や設定などのサポートをしている『パラボラ相模原』。当初30名でスタートした活動はこの秋で5年目を迎え、約160名の大所帯となった。サポーターそれぞれの得意分野を生かした活動を展開中。


  『パラボラ相模原』は初代代表森田氏の熱い思いから生まれた。ある時、インターネットで全盲者のホームページに出会った森田氏。全盲者が作っているページだとは全く気づかない程完成度の高いことに驚いた。
 強く心を動かされた森田氏は、パソコンが障害者のコミュニケーションツールとして無限大の可能性があると確信し、まだパソコンを使っていない障害者にぜひ使えるようになってほしいと考えた。色々調べてみると「パソコンボランティア」が全国各地で活動していることを知った。 当時、市内にそのような団体がなかったため自分で作ることを決意。社協のボランティアセンターの広報やインターネット、口コミなどで募った仲間と共に、2000年9月に『パラボラ相模原』を立ち上げ、活動を開始した。
 主な活動内容は、様々な障害を持つ方や高齢者の個人訪問サポートと教室運営。これらを無償で行っている。
 パソコン初心者にとってわからないことや困ったことが起きた時に、身近にサポートしてくれる人がいたらどんなに心強いか…。ましてや、一般的なサポートを容易に受けることができない障害者にとってはなおさらのこと。外出が難しい障害者にとって、自宅でのマンツーマン指導は非常に有り難いだろう。
 「寝たきりの方で、1日4時間だけ横向きの体勢を取らなくてはならない方からサポートを依頼されたことがあります。体の殆どを動かすことができない状態なのですが、その4時間を利用して、壁にノートパソコンを立て、口にくわえた割り箸でキーボードを押して操作をするのです。とても意欲的な方でメールやインターネットの操作をどんどん覚え、様々な情報をパソコンで得られるようになり、世界が広がったと喜んでいらっしゃいます。熱心さに頭が下がる思いでした」と現代表の古川繁子さん。

音声ソフトの利用で
 最近になり使い易く手頃な価格の画面読み込み用「音声ソフト」が開発されるようになった。このことにより、視覚障害者でもパソコンを使用することが可能になった。だが、コンピューターが読み上げるパソコン操作だけを頼りに行うため、それに対応した環境が必要となる。また、キーの位置を完全に覚えなければいけないなどの難しさがあり、操作の習得は晴眼者に比べて多くの時間を必要とする。パソコンやインターネットの操作をしてみたいという思いはあっても、実現するのは一人では難しいのが現状だ。そこで『パラボラ相模原』は、パソコンの設定や基本操作のサポートも行っている。サポーター側もスペシャリストばかりではない。例えば、視覚障害者の横で取扱い説明書を読み上げるだけでも充分役に立てる。知識よりも大切なのは『気持ち』なのだ。自分にできることでの参加をすれば誰でも協力できる。現に、サポートされた視覚障害者数名が、今では障害者の立場に立ったサポーターとして活躍している。
 市内7箇所の教室での年間約460回の講習に、延べ2500人が携わる『パラボラ相模原』。活動に係る交通費はサポーター負担。通信費、設備費等は会費、寄付金、寄贈品、助成金によってまかなわれている。一部の助成金が打ち切りとなる来年からは、講習会の会場費などの運営費用の確保も難しくなる。
 「ボランティアの根本である自主性、自発性を大切に、多くの人が協力し合う団体にしていきたい、サポートをする側受ける側双方が楽しい時間が過ごせるような場を創り出していきたい」とこれからの抱負を語る代表だが、本来の目的であるボランティアサポートよりも、運営面での悩みの方が多いのが実態の様だ。
 今後、当団体の活動を支えるために、行政のバックアップや市民レベルでの応援が必要なのではないだろうか…。

パラボラ相模原賛助会員募集のお知らせ   

趣旨に賛同し資金面で援助して下さる個人または団体を募集しています。
代表宛にご連絡の上、下記口座までご送金をお願いいたします。

連絡先 代表 古川
TEL&FAX 042-751-4604
E-mail furukawas@jcom.home.ne.jp
パラボラ相模原郵便振替口座
口座番号 00290-9- 66673 名義 パラボラ相模原

 

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