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陶芸家
陶工房 聖玲(せいれい)主宰
木下 玲子
きのした れいこ 1953.5.5生
大分県出身
工房のホームページ
http://www.seirei.info/
ホームページでは作品と教室の案内の他、料理の盛り付け方やレシピも紹介している。
| 大切な人においしいものを食べさせたい。それが私の本筋なんです。 |

写真左は、長女の聖子さん

上・下左/工房の様子
下右/工房で暮らす猫のショウちゃん
陶芸教室
■橋 本 相模原市橋本4-5-3
tel.042-854-8349
入会金 5,000円
月謝制[受講回数により異なる]
材料費 1,000〜2,000円/kg
(釉薬・焼成費込)
※橋本教室は現在ほぼ満員
■相模原 相模原市相模原8-6-19
(電話は橋本教室へ)
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緑に囲まれ光差す工房は、陶器をつくる人たちの活気にあふれている。その中、ひときわ明るい笑顔で指導する主宰者の木下玲子さん。おいしいものを食べてほしい、そんな家族への愛情が、陶芸の道を開いていった―
橋本駅から歩いて十数分。住宅地の中に『陶工房 聖玲(せいれい)』はある。
道路に面した間口が狭く、木が繁っているため見過ごしそうになるが、中に入っていくと光が差し込む居心地の良い空間が広がる。
「古い民家で、一目で気に入りました」
主宰者である木下玲子さんは楽しそうにそう話す。
3年程前、工房兼教室にするためにこの民家を借り、自らの手で改装をした。
「あのふすまも、キッチンセットも、みんな不要になったものをいただきました。そのために軽トラを買って…(笑)」。
その軽トラは今、自身や生徒さんたちの作品を窯まで運ぶのに活躍している。
油絵を専攻した美大時代に恩師のつながりで陶芸を始めた。卒業後、両親のすすめで結婚。一女一男に恵まれ、長女が三歳の頃、本格的に陶芸を再開した。
「おいしい御飯を楽しむための器を作りたい」
その思いから始めた陶芸が少しずつふくらんでき、10年前から教室を始めた。
「納得のいく作品を作って、その器を使うと、料理にも自信がわいてくるとおっしゃる方もいます。自作の器で料理を持ち寄り、宴会することも…」
やがて長女の聖子さんも工房の運営に加わり、二人の名から『陶工房聖玲』とした。
「なによりうれしいのは、ここに来ればいつでも仲間がいることです。遊びの計画にもどんどん人が集まる。この間もぶどう狩りに行ってきました」
月に一度計画するイベントの他、教室終了後の工房で宴会が始まることもしばしば。そこでも料理の腕をふるう。仕事を終えた設計士の夫や、地元で働く長男とその友人もよく参加する。
十数年前に相模原市内のいくつかの中学校で8年間、美術を教えた。その時の生徒に今でも街中で声をかけられる。偶然工房を訪れて再会し、以来通い続けている生徒もいる。
現在、橋本の工房はほぼ満員。上級者向けの相模原教室に若干余裕がある。
―初心者はなにから始めれば?の問いに「なんでも。作りたいものを作っていただきます。その方の技量に合わせた作り方がありますから」との答えが返ってきた。
「手ろくろを使って力の抜き方を覚えます。上級になっても時々立ち返る。力を抜くっていろんなことに共通して大切でしょ」
そう笑いながらも、新しい工房の開設準備にとびまわり、近々溶接の講習も受けに行く予定だ。
「少し動き過ぎです!」
隣で笑う聖子さんも、母に負けないくらい活動的に動きまわる。
年に1度程、工房で生徒さんの作品を並べた工房展を開催する。自身の個展をひらく予定はない。
「陶芸家としての作品にこだわると本筋からはずれる気がして…。おいしい料理を食べさせたい、それが私の本筋。陶芸はその表現のなかのひとつなんです」。
夫と子どもたちに支えられ、玲子さんの”仲間づくり“はこれからも大きく広がっていく。
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写真左・上左・上右/玲子さんの作品 下左/作品に盛られたパスタ 下右/聖子さんの作品
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