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この街・あの人・どんな顔 2006/02/05掲載

ドックトレーニング HAPPY WAN 代表
    藤田 真志

ふじた まさし  1978.11.4生

●プロフィール
相模原市出身 津久井郡城山町在住 橋本高校卒業  麻布大学獣医学部卒業(動物人間関係学専攻)/ (社)ジャパンケネルクラブ 澤田 弘 氏に師事/ (社)ジャパンケネルクラブ 公認家庭犬訓練練士/ 2003年に独立 DogTraning HAPPY WAN 設立

「もっとよくコミュニケーションをとれるようにするのが家庭犬の訓練です」

■Dog Traning HAPPY WAN
 [ハッピーワン]
http://www.happywan.net/
■e-mail : info@happywan.net
■連絡先 : 090-5424-5255
■トレーニング料金は月2万円より
 詳細はHP、もしくは問合せを


「マテ!」。犬にとっては、たくさんほめられ、ごほうびがもらえる楽しい時間だ。

 

動物がいる暮らしは、やすらぎと楽しみをあたえてくれる。中でも犬は昔から人間のよきパートナーとして共に暮らしてきた。犬をよく理解し、適切なしつけをすることが犬を守り、幸せな一生を送らせることになると藤田さんは話す。


   ペットブームと言われる昨今、全国の飼育犬数は1200万頭を超える。多くの犬が家族の一員として幸せに暮らす一方、しつけの問題や人の身勝手から 『捨てられ、処分される』犬も少なくない。
 藤田さんがその現実に心をゆり動かされたのは大学3年生の時。
「そんな不幸な関係を少しでも減らすことに、力を注ぎたい」。そう考え、犬の訓練士という道を選んだ。
 卒業前から東京都青梅市にある訓練所で澤田弘氏に師事を仰ぎ、(社)ジャパンケネルクラブ公認訓練練士の資格を取得、その後独立して「HAPPY WAN」を立ち上げた。『幸せな犬』を増やしたいとの思いからつけた名前だ。
 現在は約30頭を受け持ち、それぞれの環境に応じたプログラムでトレーニングを行っている。
「犬の飼育で、問題行動という言葉がありますが、定義は非常にあいまいです。飼い主が問題だと考える行動が問題行動であり、そこに必要なトレーニングはケース バイ ケースなんです」
 トレーニングは顧客宅を訪問し、飼い主とともに約50分間行う。
「トレーニングの最終目標は飼い主と犬が 『いい関係を築くこと』。スワレ・マテを覚えることが目的なのではなく、一緒に暮らしやすい犬にしつけるためのサポートをするのが訓練士の仕事だと思っています」
 独立から軌道にのるまで半年余。営業の成果が思うように出ない時期もあった。 「大学の友だちが月曜から金曜まで働く姿を見てくじけそうになりました」
 父親に『やめようかと思う』と相談したところ、かえってきた言葉は『そんなつまんないこと考えるな』。
「その言葉に勇気をもらい、がむしゃらに頑張りました」
 その後インターネットでの広告にも重点をおき、徐々に顧客数を増やした。
 実務を重ねて強く感じたのは、犬が心をもつ動物だということ。
「大学で学んだ行動学だけじゃなく、犬は人の心を感じ取りコミュニケーションがとれる動物なのだと、より実感しました」
 だからこそ、幸せな犬を増やしたいとの思いが強まったと藤田さんは話す。
 トレーニングにおいて、飼い主側の意識改革も重要な要素のひとつ。犬種による特性の違いを知るべきだという。
「小さい犬は散歩をあまりしなくていい、と思っている方もいます。でも犬種によっては相当量の運動が必要で、その欲求が満たされないと無駄吠えが多くなったりもします。犬を選ぶ時に、単に好きな犬種というだけじゃなく、家庭環境に合った犬かどうかを見極めることが、大切なんです」
 飼い主が変わらなければ犬は変わらない。初回のトレーニング時にきちんとそう説明する。飼い主と犬と訓練士、それぞれの間に信頼関係が築けなければ、成立しない仕事だ。
 プライベートでは大学時代の友人と4人でバンドを組み、ドラムを担当、月1回はライブをしている。仕事を離れた、仲間との楽しい付き合いが精神的な支えでもある。
「でも、犬と遊ぶことが仕事だからストレスはないかな(笑)。しいて言えば移動くらい。しゃべるのが好きだから人と会うのはまったく苦になりません」
 移動はバイク。渋滞の影響が少ない利点はあるが怪我には細心の注意を払う。
「適切なしつけは、犬の命を守る」。そう考えるから、自らの事情でトレーニングのスケジュールを狂わすことは極力したくないのだと言う。
「『先生ひとりの体じゃない』と言われたことがありました。うれしかった」
 今後はスタッフをもち、仕事を広げていきたいと話す。
「犬の訓練が特別なものではなく、人との関係づくりに必然なものとして浸透させていきたいです」
 かわいい愛犬との幸せな関係づくりについて、ご家族で話し合ってみてはいかがだろうか。


左/ラブラドール・レトリバーのラブちゃんはもうすぐ1歳。トイレもきちんとできる。
右/散歩のトレーニングが必要な場合はいつものコースを一緒に歩く。

 

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