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ツリークライマー 久保田 和彦
くぼた かずひこ 1966. 1. 18 生 静岡県出身 相模原市在住
■ツリークライミング®ジャパン公式認定取得資格
「アドバンスドツリークライマー」
ツリークライマーの資格を取得した者で危険な木の見分け方やクライミングレスキューなど、高度な技術と知識を持ち、クライミング経験の実績をTCJのJohn Gathrightによって認められたクライマーに与えられる資格。
「ファシリテーター」
ツリークライマー資格を取得後イベント経験を積み上げてきた者でTCJのJohn Gathrightによって認められたクライマーに与えられる資格。この資格を取得することにより一般の人を対象としたツリークライミングイベント(体験会)を自主開催することができる。
■そのほかの取得資格
一級土木施工管理技士
一級造園施工管理技士
街路樹剪定士 植栽基盤診断士
一級造園技能士
【所属・連絡先】 ツリークライミング®クラブ Leaf
〒252-0244 神奈川県相模原市中央区田名3506-17
TEL/FAX:042-715-2682
e-mail:club-leaf@jcom.home.ne.jp
| 「ロープやサドルに体を委ね『樹上から景色を見る』と、今までとは違う視点でモノを見たり、新しい発見をすることができます」 |
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仕事である造園業を通して、「ツリークライミング」に出会った久保田和彦さん。現在、県立相模原公園にて定期的に「体験会」を行い、この2年間で、子どもから大人まで500名以上に「樹上の感動」を体験する機会を提供してきた。
◆ ツリークライミングとの出会い
久保田さんは造園という仕事柄、梯子の掛からない高い木に登ることがあり、より安全に登るための手段を模索していた。そんな時、「ツリークライミング®ジャパン」のホームページを見つけ、専用のロープやサドル(安全帯)などを利用して木に登る技術があることを知った。もともと、アメリカで樹木を管理したり、遺伝資源を保存するための手段として開発された技術だが、現在は、レクリエーションとして全世界に普及している。
久保田さんは、早速この技術を身につけるために講習を受け、「ツリークライミング®ジャパン」の公式資格を取得した。
◆ 思いがけない感動
「講習で、初めてロープやサドルに自分の体重を預けて宙に浮いた時、『なんだこれは!』という解き放たれた感動がありました。ある意味、幽体離脱に近い体験かもしれません。仕事のために始めたのですが、もう少し掘り下げてちみようという思いになりました」
技術の向上と登れる環境を求めて、近隣で開催されるツリークライミングの体験会に参加するようになった久保田さん。体験を重ねるうちに、イベントの手伝いをするようになった。
「本当は、あまり子どもに接するのが得意ではなかったのですが、木登りをした子どもたちの表情がとてもうれしそうで、愛おしく思えたんです」
程なく体験会を開催できる資格「ファシリテーター」も取得、地元の県立相模原公園で体験会を開くようになった。
◆ 家族や仲間と共に
現在、久保田さんは、ある日突然、「私もやるわ」と始めた奥様と共に「ツリークライミングクラブ®リーフ」を拠点に活動をしている。主な活動エリアである、県立相模原公園の体験会には、近隣のツリークライミング仲間など数名が応援に駆けつけ、子どもたちにサドルや安全保護具の装着を行い、ロープを使った登り方を指導をしている。初心者でも、指導を受けながら2、3メートル登るうちにコツを掴み、スムーズに登れるようになる。ある程度の高さまで登ると、今まで見たことのない景観と宙に浮いている不思議な感動、登りきった達成感とが相まって思わず笑顔になる。大人から子どもまで幅広い年齢層を魅了する要因もそこにあるようだ。
◆ 森と友だちに、そして故郷に
ツリークライミングでは、体験をさせてもらう木に「一緒に遊んでね」とあいさつをする。そして、登り終えたら「ありがとう」と感謝をする。
「ただ単に自然を大切に、といっても漠然として何をどうしてよいのかわからないと思うのですが、『今、登らせてもらった木に感謝をして大切にしようね』と話すとわかりやすい。そんな所から自然を大切にする気持ちが芽生えるキッカケになれば、と思います」
休日返上で活動をしている久保田さんに、「この活動を通しての夢」を訊ねてみた。
「そうですね…。 数年後、体験会で興味を持った人たちが、それぞれの活動エリアでツリークライミングの楽しさや自然の大切さを伝えてくれたらうれしいです。そして、この相模原公園の森がみんなの故郷の森になる。そんな風になるといいですね」
その自然体で気負わない姿が、木が生い茂る森にとても相応しく思えた。

【写真】ツリークライミング
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