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第27回 成田山全国競書大会 内閣総理大臣賞を受賞
私立多摩大学付属聖ヶ丘高校2年
奥村 桃子
おくむら ももこ1994. 5.31生 相模原市出身・在住
受賞作品
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昨年開催された「第27回成田山全国競書大会」で、最高賞である内閣総理大臣賞を受賞した奥村桃子さん。和歌を草書で書いた作品は、のびやかで力強く、書道歴4年とは思えない、堂々としたものだ。
◆ 13万超の作品の頂点に
成田山全国競書大会は、書道の振興と、青少年の豊かな情操教育などを目的として1985年より開催されている。昨年開催された第27回大会には、全国の小・中・高校生から13万6703点の作品が出品された。
その最高賞である内閣総理大臣賞を受賞したのは、相模原市内に暮らす私立高校2年生奥村桃子さん。書道は中学の必須科目だったので始めたと言う。週2時間の授業を中学で3年間、高校で1年間。書道歴4年めでの受賞となった。
「もともと『書く』ことが好きなんです。字でも、絵でも」
幼い時から、正月は姉と並んで書き初めをした。
「なぜか、書き初めだけは必ずやらされて…、嫌で泣きながらでも書かされました。火の用心とか(笑)」
書道を始める前から字はきれいだったと、母親の恭子さんは話す。一画一画がしっかりとした大人の字だ。
「ギャル文字とか…、書けないんです」
文字だけではなく、話し言葉も好きな音楽もイマドキの女子高生とは少しちがう。流行や「みんなと一緒」に流されない芯が、真ん中に通っている。その一方で前髪の長さを気にかける姿は、可愛い17歳そのものだ。
◆ 書を通じた、さまざまな出会い
授業では、奥江晴紀氏の指導を受けた。数々の賞を受け、著書を出すなど幅広い活躍をする書家であり、国語教師だ。その師でもとれなかった賞を、奥村さんが受賞したことを誰よりも喜んでくれた。
「家族も学校も、受賞の報せを聞いてもピンときていなくて、この賞がいかにすごいのかということを先生が力説してくださいました(恭子さん)」
「先生は、はっきりと叱る先生。だから、先生が褒めてくれたことが一番嬉しかった」
5月に授賞式が行われ、8月には受賞者15名で中国・北京へ書道交流に訪問。現地の学生たちとの席書会(即興的に書画をかくこと)が行われた。
「一緒に行った15名の中には、小学校低学年の子や、東北、沖縄の子もいて、仲良くなれたことがとても良かった。いまでもメール交換をしています」
2年生になり、書道の授業がなくなったので現在は埼玉にある奥江氏の書道教室に通っている。進路はまだ未定。真っ白い大きな紙が目の前に広がっている。
2011年8月 北京での書道交流。中国の学生とペアを組み、互いに書をかきあう。右が奥村さん
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