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2004/03/05掲載 
 

美味しい紅茶とコーヒー&自家製パンのサンドイッチ
ピエス・ドゥ・ミュゼ

■住 所  町田市小山町3853
■連絡先  TEL 042-775-6090
■営業時間 11:00〜19:00
■定休日  日・月曜日
■駐車場  4台
■URL  http://www.dogparty.net/cafe/









『 パンチェッタのサンドイッチ』ドリンク付 1200円。パンとパンチェッタを焼いたものとそのままのものの2種類が和の器に盛られる。


『パンサラダ』ドリンク付 1000円。ローストしたパンと炭火焼ベーコンの肉汁をからめた柔らかいパンの2つの食感が楽しめる。

 

 京王相模線・多摩境駅近くの新道沿いにある、山吹色の外観と窓ガラス越しに見えるギャラリーのようなティールームが特徴の『カフェ・ピエス・ドゥ・ミュゼ』。 
 オープンは昨年のクリスマス・イブで、明るく開放的な店内では、オーガニック食材のサンドイッチやデザートをゆっくりと味わうことができる。また、天然酵母の手作りパンや紅茶などは、入口のテイクアウトコーナーで買えるので、焼き上がりの時間に合わせて来店するお客様も少しずつ増えてきた。
 フランス語で『逸品』という意味の店名『ピエス・ドゥ・ミュゼ』の店主小田さんは、37歳で会社を退職。レストランなどでアルバイトをしながら約6年間、製菓・製パン、カフェの専門校に次々と通い、腕を磨いた。
 昨年、ここ小山町に自宅を建てることになり、思い切って店を開いた。「転職が遅かったので、手広くしてしまうと一流にはなれない。やれることを絞ってオンリーワンになればいいと考えました。この場所も、決して商売に向くとは思えませんが、じっくりと最良のものを提供したいので地道にやるのにちょうど良いと思いました」と穏やかに語る小田さん。迷いのない仕事への情熱が清々しい。
 『逸品』を目指し、色々探して辿り着いたのが、オーガニック素材。パンも天然酵母、国産全粒粉、天然塩などで作る。おいしさを十分引き出したくて、じっくりと15時間も発酵させるため仕込みにも手間がかかる。完成度の高いパンを作りたいから、多くの種類は作らず、日によって少しずつ種類を変えるようにした。店内メニューのライ麦ライトブレッドのサンドイッチには、オーガニックの野菜と兵庫県の『播州ハム』から取り寄せる、パンチェッタ(イタリア式生ベーコン)や炭火焼ロースハム、茨城県の『アライふぁーむ』直送のアローカナの青卵など、逸品の食材が使われている。
 「おいしくて、安心して提供できるものを追求したら、やはり、こだわりをもって作っている方の食材になってしまいました。青卵は値も張りますが、本当においしくて、卵かけご飯で食べるのが一番なんですけど(笑)」。それを贅沢に2個分も使ったスクランブルエッグのサンドは一度食べたらファンになる人が多い。メレンゲ添えのアイスクリームやプディングもコクがあるのに、クセがなくて素直においしい。
 住宅街に開いた店なので、住民の方との交流も大切と考える小田さんは友人に依頼し、定休日(日曜2回)にシュガークラフトの教室を開催。近い将来、自分にゆとりができたら、パンやお菓子作りの教室も開く予定。手間を惜しまない、手作りの楽しさを実感しているからこそ、伝えたい何かがあるのだろう。

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