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↑古い材木を使用した、オリジナルの行灯付の棚
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古き良き時代の『もの』を 暮らしに取り入れて日常を愉しむ
八王子にある『暮らし家』は、今から30年程前、古いブリキのおもちゃなどを扱う店「ぼぉぴぃぷ」として開店。元々、古いものが好きだったオーナーの前野夫妻は、仕入先で目に止まった古い道具の中から、暮らしの中で使えるものを選んで店に置くようになった。平成7年には、店をリニューアル。『暮らし家』として再スタートした。
広い店内には、時代箪笥、焼き物、漆器、着物、布などが、四季折々、暮らしに溶け込むような雰囲気で展示されている。
どの品物もきちんと手入れが施され、箪笥などの戸や引き出しの開け閉めも円滑な状態に補修され、価格も小箪笥3万円位、中形の箪笥7、8万円からと手頃なものが多い。また、古い材木を使用し、壁用の飾り棚や行灯を組み込んだ棚など、オリジナル家具も制作。これらは、狭めの家にも収まりやすい寸法なので、人気商品となっている。
着物は、アンティーク、リサイクル (戦後の商品) 共に、美品だけを選んで仕入れる。また、傷やシミがあっても柄や生地に価値があるものは、ハギレとして縦横何十段もある棚に納められている。中には、江戸時代の生地もあるので、創作用にと遠方からハギレを目当てに訪れる人も少なくない。
着物部屋の担当は、娘の未悠さん (1979年生)。幼い頃から時代物に触れ、自然とその魅力に惹きつけられていったそうだ。高校生から着付けを習い、師範講師資格を取得し、成人式の振り袖の着付けもこなす。
「着る方の雰囲気に合ったものを相談しながら、お選びしています。お客様に喜んでいただけることが今、一番うれしいです」
未悠さんは、昨年8月に発刊の「着物のいろは」を執筆。その若い感性と幅広い着物の知識を生かした、清楚で可憐なコーディネートには、目を見張るものがある。
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『着物のいろは』
前野 未悠 ( 暮らし家 ) 著/細川 貂々 絵 技術評論社刊
税込価格 1,499円 (全国書店にて発売中)
「着物を着てみたいけど何から始めたらよいのか、わからない!」そんな人向けに書かれた『着物のいろは』。可愛いイラストと写真で、着物のことがわかりやすく解説されている。基本的な事やアンティーク着物のコーディネート例、豆知識などが満載で初心者でなくても手元に置きたい便利な一冊。
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