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国道129号線作の口交差点を城山方面へ曲がり、道から少し入ったところに、白く懐かしい雰囲気の雑貨ショップがある。店内に、ところ狭しと並んだ雑貨たちが、見る人を子どもに戻ったようにワクワクさせてくれる。
オフホワイトに塗られた木のサイディングの平屋建。そして日当たりの良いポーチにはブランコ。外国の古い映画に出てきそうな佇まいの『サニープレイス』は、昨年秋にオープンしたナチュラル雑貨の店。
「1年ほど前から、インターネットで雑貨の販売をしていたのですが、ここを大家さんのご好意でショップとして借りることができたので、4ヶ月位かけて、コツコツ自分たちで改装しました」。築30年の貸家だったとは思えない程の仕上がりに、オーナー夫妻の孤軍奮闘ぶりが伺える。
「もともと、2人とも雑貨が好きで、地元や都内の雑貨店を歩いては、気に入ったもので家を飾っていました。模様替えもよくしました。思いたったら夜中でも家具を動かしていましたね(笑)。家族にとって居心地の良い家にすることはとても大切だと思うんです。だからつい、お客様側の気持ちになって価格を決めてしまうんですよ」。確かに数百円代の価格も多く、全体的に良心的な値段になっている。中でもバスケット類は、種類も豊富で価格も安めだ。
キッチンツール、ガーデニングアイテム、ファブリックグッズやバスケット、木のおもちゃ、小家具などが置かれた店内は、ブーケや緑のリースが飾られ、ほんのり春色の空間が広がる。店の中央には、オーナー手作りの低めの机が置かれ、おもちゃ遊びや塗り絵が自由にできるキッズコーナーがある。
「お子さんが飽きないように、ここで遊んでもらっています。お母さんだって、たまにはのんびりと雑貨を眺めたいと思うんです。お気に入りの物が家にひとつでもあると気が休まるし、見るだけでも、楽しいですから…」。同じ子育て中の目線ならではのやさしい気配りだ。
少し懐かしくて便利さだけを追求していない雑貨類は、手に馴染みやすく、柔らかなフォルムのものが多い。ゆったりと時間が流れていた時代を感じ、見ているだけでも癒される。
ここ『サニープレイス』は、作の口交差点のすぐそばにあり、道路沿いに出ている案内板が目印。夜は少しライトアップもしているので「何のお店かな?」と思っていた人も多いのでは…。
店をオープンして5ヶ月。ほとんど告知をしなかったが、口コミでお客が少しずつ増えてきた。これからは、草花を苗や種から育てて、建物回りのガーデニングをコツコツ始めるそうだ。来春には、どんな様相の『サニープレイス(ひなた) 』になっているのか、とても楽しみだ。

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